今日は東京で学びの一日です。
そのため昨日移動して、
行きたかった世田谷文学館へ。
作品に圧倒されっぱなしでした。
キャリコン は感情も論理も
大切にしなければなりません。
比較的、論理性に苦手意識を
お持ちの方は多いです。
では感情はどうか?
得意と思っている人は多いですが、
私は自分も含めて、まだまだ
鍛錬が必要な人が多いように捉えています。
なぜなら、
クライアントの気持ちに応答するとき、
「つらいですね」
「しんどいですね」
「不安なんですね」
このフレーズくらいしか出てこない人が
多いから。
あまりにざっくりとした
応答、共感すぎやしませんか?
そんなに人の感情は単純ではないはず。
共感的理解を示す、とはこんなに
容易なものではないはず。
的確に表すほど理解できていない。
もしくはそれを表現するボキャブラリーがないのでしょうか。
いずれにせよ、人の感情を100%
理解することは無理だ、ということを
まずは理解しておくこと。
だから自分が多くの感情をとらえられるようにトレーニングすることも必要
ではないでしょうか。
2017年の秋ごろ、
私はそんなことを自分自身に感じ、
ここ一年、感性を磨こうと
とにかくビジネス書を控え
小節を読みまくりました。
舞台を観たり、芸術に触れたり、
自然を感じる機会をあえて増やしました。
今、劇的に何かが変わったとは
いいませんが、
ふと気づくと、
クライアントに対して
向き合うときの集中の仕方は
より深くなりました。
よりがっつり向き合うようになったというか。
よりわかろうと努力するようになったというか。
そして自分の心の動きにもこれまで以上に
目を向けるようになりました。
昨年一年があって良かったと思っています。
苦手の克服も大切ですが、
強みと思っていることの強化も
キャリアコンサルティングの質を
あげてくれるはずです。