お勧めの本&CC視点での問題把握をするための一つの視点

今日は朝から短時間の某読書会に

参加してきました。

 

こちらの本。

 

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フランスでベストセラーになった本で、

茶色以外の犬猫は禁止

という法律ができると

最初こそ反発するものの、

慣れてくるとそれに従うようになる。

次第に法律はエスカレートしていき

やがてエスカレートした法律にも

従うように、、

という寓話。

 

一種の集団心理です。

 

考えなくなることの怖さ、

考え続けることの大切さが描かれています。

 

 

一方で、今私たちが持っている「常識」も

そういう中で作り出されています。

 

 

女性がスカートを着るのは当然、

学生が勉強するのは当然などなど。

 

 

無条件でそれは当然と「反応」してしまう。

それは習慣となり癖となる。

 

 

もしかしたら

その当然の常識は本当の常識

じゃないのかもしれません。

 

 

キャリコンは相談者の問題把握を

していきます。

・相談者の訴えている問題

・相談者が気づいていない

   キャリコン視点での問題

 

 

キャリコン視点での問題は、

相談者の中にある「常識」は何か

という点で捉えられることが

少なからずあります。

 

上司が部下である自分に話しかけるべきだ

部下は上司である自分と同様に働くべきだ

 

など。

 

さらには

 

上司にきつく叱られたことに対して

納得がいかない

 

ということも背景をたどれば相手の常識

があるはずです。

 

 

確かに一般的にみてそうだと

言われたら当然だ、

ということも多くあります。

 

しかし

大事なことは

その相談者がそう捉えている

ということ。

 

一般的にみてどうか

キャリコン側の自分の常識がどうか

ではなく、

相談者がどう捉えているか。

 

そう捉えている相談者。

 

そういう観点をもって

面接中、細かく

捉えるようにしていくと

焦点を当てるべき問題、

また次のステップにある

目標設定でどこを目標とするか

などもスムーズに行いやすいです。

 

また逐語録、ケース記録をおこした際には

それを書き出すようにすると、

キャリコンとして捉え方に偏りがないか

など、見えてきて良い振り返りになります。

 

つまるところ

「共感的理解」をし、

それを言語化していく、ということですね。

 

 

 

 

 

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